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館長ひとりごと

2024-06-25
今日は曇天の東京です。雨は降りそうもないですが、湿気が多くて少し外を歩くだけでとても暑いです。
今、バラの二番花が咲きはじめており、木によっては満開になっています。四季咲きのバラはこちらが心配してしまうほど花を多く咲かせますね。
母は紫いろが好きで、遺された服も紫のものが多く、母の生前は紫色の服は顔色が悪く見えそうで敬遠していた私ですが、最近は紫、ラベンダーのような色のものを着ます。
以前、ヴィクトリア女王の海外ドラマを観ていた時、国王崩御の時は喪に服し黒いドレス、それから紫のドレスに変わって、紫というのは喪中の色なのだな、と思いました。
実際、母が突然旅立った時、身に着けたい色は黒や紫でした。もっとも、紫は母の好きな色なので、母を偲んでという気持ちだったからだと思います。
父は赤が好きで、自分で買い物に行くと赤いギンガムチェックのシャツや赤いTシャツなど買ってきては喜んで着ていました。そのようなこともあり、赤いバラと紫のバラは育てようと思っていたのです。
今年大苗で買った、紫のコリンクレイヴンはよく咲いて、二番花も終わりに近くなっています。赤いバラはまだ満開には至らず、今咲き誇っているのは、香りも良い白バラ、ヨハネパウロ二世です。
息子に言わせると私は感傷的すぎるようですが、誰だって、大切な家族、とりわけ親のことはいつまでも忘れられないのではないでしょうか。
何か大切なものを失いそうになるとバラを植えたくなります。

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