館長ひとりごと
2024-10-17
今日はなんとなく蒸し暑いですが、酷暑のあとでは随分と過ごしやすくなったと感じます。それとともに、何となく暑気あたりというか、今更のように夏バテになってきている気がいたします。というのも、眠くて眠くて、疲れているのです。
ウェイリー版の源氏物語を一気に購入してしまいました。この勢いでないと読めないでしょう。でも私は読みだすと本当に寝食忘れてしまうんです。最近は忙しく、仕事、家事、習い事のピアノの練習、愛犬との至福のひと時などで一日があっという間に終わってしまうのですが、本を読みだすと大変です。
何しろ身体が疲れているので調子を整えながら読書しようと思います。
学生時代に、母に家事を全てやらせて読書三昧だったことを思うと、母に感謝もし、また、自身も読書の鬼のようだった母に随分我慢もさせてしまっていたのだと、気楽に過ごしていた頃を反省します。もっとも、子供というものは皆そうかもしれません。仕事をし、家庭を持ち、自分だけの時間がなかなか取れなくなったとしても子供には好きなことを存分にやらせたいと思うのが親心なのでしょう。たぶん、母が存命だったら喜んで読みそうな本です。面白い本というものは実はなかなか無いものなのです。それも、一生涯心に残る、何度も読み返したくなる本というと友達と同じで、とても少ないです。本は友達、私はそんな育ち方をしたのだな、親にさせてもらったのだなと感謝しています。本は友達でも、こんな文章しか書けませんけれど。
これでも小中高時代は選抜文集に載ったり、国語の先生に秀逸な作文である、などと褒めていただいていたのですが、大人になるとこのようなものです(笑)
二十歳過ぎればただの人、と言いますが人間は継続して努力し続けられる人が成功するのだと信じています。私の息子はカメさんタイプだと思いますが、どうか堅実に実績を積んでいけますようにと祈らずにいられません。受験生の方、また、将来に夢がある方、また今お仕事をしている方たちも、カメさんのようにゆっくりでも確実に前進できますように。