ピアノ練習室
グランドピアノ練習室ご利用について
調布女子学生会館ピアノ練習室より
音大生の方が入館されます♪
2022-10-17
調布市内にある、世界の桐朋学園大学。去年のショパンコンクールを覚えていらっしゃる方も多いと存知ますが、反田恭平さんも桐朋でしたね。
今回、バイオリン専攻の学生さんをお迎えすることになり、その練習室にもピアノ室を活用していただけたらと思っております。
私はいま、譜読みで精一杯です。この譜読み期間が一番辛い。二番目に辛いのは、やはり停滞期ですね。
それでも、毎日コツコツ練習しないと、この年齢ですと特にダメだと感じています。子供のころは、ちょろっと練習するだけでも今くらいの対応力はあったと
思うんですよね。
でも、よく言われていますが「今が一番若い」ですから、夢を持って頑張ります。
昨日見学にいらっしゃった白百合女子大学の方も趣味でピアノを弾かれるそうなので、入ってくださるといいなあ、と思っております。
壁をよじのぼる
2022-07-11
ピアノを弾く、てやはり難しいですよね。以前、古楽器の笛をやった時に何しろ単旋律なので譜読みはほぼいらない、初見で演奏できる、、ということで随分ピアノとの違いを感じましたが。
やっぱりピアノは楽譜が複雑ですし、いっぺんに10個以上の音を出すようなこともあるわけですし、、(指は10本しかありませんが一本の指で二つの鍵盤を押さえたり)、すぐに壁が立ちはだかります。それをよじ登ってしばらく鼻歌混じりに進むと、今度は手ごわい恐ろしい壁が出てきます。
それは自分のテクニックと表現の限界という壁で、妥協したことは何度もありますが、納得して超えたことはまだありません。
チャット友達が言うには、壁をよじ登るのが楽しい、ということです。
が、、、私はやはり逃亡したくなります(笑)
今やっているブラームス118-3ですが、フォルテから始まる重音、energicoという表記のついたallegro指定なんです。
energicoという部分がまず目に入っただけで、この曲を弾きだすのに躊躇してしまいます。
しかし、その活力に満ちた部分は案外あっさりと終わり、テヌートで多分静かに和音の移ろいを楽しむ部分があり、中間部のセンチメンタルなメロディー部分になります。
ここは楽しく美しく、時にほろ苦い追憶でしょうか。それが終わるとまたまたenergico。怒りなのか、それとも遠い日の想いの強さを強調したいのか、前半と殆ど同じ展開になるのですが、最後はなんと突然のフォルテシモ。文字通り、感情をたたきつけるような、美しい思い出の破綻のような。それにしても激しすぎます。たった一小節のフォルテシモです。
そして中間部の美しく哀調を帯びたメロディーが短調に変調して(もともとちゃんと長調な訳ではないのですが)静かに、ほんの少し流れ、その後の展開がまた
わざわざsenza pedal の表記があり、静かではあるけれど、どこか現実的な響きを持って終わります。そこに幻想も引き延ばしも無いのです。ぷつっと切れてしまった感じ。
この短い曲ですが、まず重音でフォルテで早く弾くのは難しいです。
中間部のアルペジオもブラームスらしく大きく変則的で間違えやすい。
体力のない私には、再現部のenergicoがキツイ。
そして今までの音楽をたたき切るようなフォルテシモからの終盤。
いろいろな壁がありますが、まずできるだけミスタッチしないようにしっかり確認してから音を出すように練習しています。しかし、30分も弾くとバテてしまうんですよね、、。
乗り越えるのは中々難しいです。
エネルギー消耗しました(笑)
2022-05-31
私は高校3年までダラダラとピアノを続け、大学でいったん辞めましたが社会人になってから電子ピアノを弾きだして(ご近所に遠慮なく夜も弾けます)、また先生についてレッスンを受けるようになりました。
今の先生は20年前に習っていたのですが、ショパンのバラードがどうしてもさらえなくて、そのまま逃亡してしまった前歴があります。ショパンのバラードはいつかリトライしたいですが、仕事や家事の合間に練習するだけでは限度があると思っています。
とはいえ、この仕事から当分引退はできないだろうし、今のペースでやっていくしかないのですけれど。
今年はブラームスイヤーにしようと自分で勝手に決めています。晩年の珠玉のピアノ曲のファンの方は多いでしょう。
ビター&スイートといった、美しい名曲揃いです。
以前はすぐ指が覚え、暗譜もできましたが、最近は楽譜とにらめっこしないと覚えられないので弾けないし、暗譜もおぼつきません。
これが今の自分の能力と受け止めて、何しろ脳で楽譜を読んで細かい動きを指に指令を出すのでかなりアンチエイジングに良いのではと思っています。
先生もおいくつになっても努力家で挑戦家です。ああいうふうに生きられたらと心から思いますが、、。
4月に練習会があり、つい先日、これも始めたばかりの声楽の練習会がありました。全然きれいな声で歌えていない自分にかなりショックですし、やはり人前での演奏、歌唱など疲れますね。
というわけで只今、絶不調、、、疲れております。
2月、3月のご予約につきまして
2022-01-25
去年からお問い合わせ、予約がありましたが、2月11日に桐朋学園の音楽科の実技試験があるようです。
今のところ、10日、11日は受験生の方の予約でいっぱいで空きがありません。
また、小学生の方のピアノコンクールの全国大会が、調布ヶ丘の桐朋大学調布キャンパスであるそうです。こちらは3月26日、27日とご予約の方がおり、時間帯によっては1時間ほどの練習ならとれるかと存じますが、あまり余裕のない状態です。
以上、よろしくお願い申しあげます。皆さんのご健闘、心よりお祈り申し上げます。
ブラームスはお好き?
2021-12-22
無事に?ショパンのノクターン13番の練習会も終わりました。せっかく曲が仕上がったので忘れないよう、またオクターヴの練習になるかと毎日一回は弾くことにしています。
次の課題はモーツァルトの二台ピアノとブラームスの間奏曲です。
今、バッハの平均律のフーガで手こずっていますが、ブラームス先生の譜読みをしていて、これはポリフォニーだなと思うことが多いです。歌のようでもあり、ショパンの和音の美しさとはまた趣の違う、切なくなるような懐かしいような和音です。
声楽の課題曲も「愛に満ちた処女 Vergin tutto Amor」。知らなかった曲ですがYouTubeで探したらとても美しい曲ですので仕上がるのが楽しみです。
2021年はこんな感じで終わりそうですが、来年もよろしくお願い申しあげます。